※こちらに記載の内容は旧東京工業大学オープンイノベーション機構の内容となります。後日「東京科学大産学共創機構」としての内容をご案内いたします。

オープンイノベーションのためのエコシステムとは

イノベーションを創出するためには、イノベーション・エコシステムの存在が重要です。ここで、イノベーション・エコシステムとは、既存企業、ベンチャー企業、大学 、 研究機関、金融機関、政府、公的機関が密に連携し、各機関が相互に連携し合うことで、社会が受け入れる新たな価値を創出し、成長力のある新市場を通じて社会に実装していくシステムを意味します。

特に、新たな知の源泉を産み出す役割を担う大学は、他機関とのオープンイノベーションを通じて研究成果を社会実装してくことから、イノベーション・エコシステムは不可欠な存在です。そこで、オープンイノベーション(OI)室では、このイノベーション・エコシステムの構築を、組織対組織の産学連携活動の推進と同様に、環境整備の重要な事業として位置付け、推し進めていきます。

エコシステム構築事業における本質は、人的ネットワークの構築です。なぜならイノベーションを起こすためには新たなバリューチェーンの構築が求められており、新規のバリューチェーンを創出するためには、その基礎となる人的ネットワークの構築が不可欠だからです。

イノベーションを起こすのに有用な人的ネットワークは、オープンイノベーションにより新市場を創設しようという共通の目的を共有した者の人的ネットワークです。OI室は、各種イベントを通じて、人的ネットワーク作りのための環境を提供していきます。OI室が人的ネットワークのために行っている代表的なイベントは別表に掲げておきます。

このエコシステムを持続的に維持、成長させていくためには、エコシステムの価値を理解して頂いた賛同者、支援者からの経済的支援が不可欠です。OI室は、エコシステム構築事業をサスティナブルなものとするために2022年度からエコシステム構築事業を協賛事業として立ち上げました。2024年10月現在、弊機構に記載させて頂いている9社の方々に協賛を頂いています。エコシステムの規模の拡大に伴い、経済的支援の必要性は益々高まっていきます。是非とも、多くの方々が本エコシステム事業の目的と機能をご理解頂き、エコシステムを共に支えるパートナーとして、協賛事業に賛同して頂ければ幸いです。

本エコシステム構築事業にご興味のある方は、
遠慮なく下記までお問い合わせください。

産学共創機構オープンイノベーション室 エコシスム構築事業担当まで

Email:admin[at]oi-p.titech.ac.jp
TEL: 045-924-5180

オープンイノベーションのためのエコシステムについて講演はこちら