開催日:2025年3月10日(月)15:00~18:00
開催場所:Tokyo Innovation Base 2階 Stage
主催:㈱文化資本創研、JellyWare株式会社
協力:JellyWare、東京科学大学、IPA、Q-STAR
標記イベントは、「ハイエンドの計算機が研究者の未来を変える」とのサブタイトルが付され、企業・研究者・学生の方々を対象に、量子コンピュータ利用の普及・啓発とハンズオンを目的として開催されました。
大嶋機構長は、「メタバースを活用したイノベーションエコシステムDOICの世界-Science Tokyoのチャレンジ-」と題し講演を行いました。量子分野が目指す未来社会ビジョン、その課題を示すとともに、量子研究におけるグローバルネットワーク基盤構築の重要性を指摘しました。解決策としてメタバースを利用した量子研究コンソーシアムが、量子研究者の国際的なコラボレーションの強化、量子技術の可視化と社会実装の加速、産業界・政策決定者との連携強化にも有効であり、グローバルネットワーク基盤やイノベーションエコシステム構築に資するプラットフォームとなり得る旨を提示しました。最後に、東京科学大がEXPO 2025で提供するDOIC(Digital Open Innovation Campus)メタバースが量子分野のみならず他分野でもその活用が可能であるため、グローバルイノベーションエコシステムの構築のプラットフォームとしての利用を推奨し講演を終えました。


