オープンイノベーション機構(以下、OI機構)と研究・産学連携本部イノベーションデザイン機構(以下、Id機構)は、10月4日、5日に「Tokyo Tech OPen innovation (TTOP)2023」を大岡山キャンパスの東工大蔵前会館(くらまえホール・ロイアルブルーホール)にて開催しました。
TTOPは、次世代型の産学連携プラットフォームの在り方について考える、東工大最大級の産学連携イベントです。
当日は、文部科学省のご来賓のご挨拶をはじめ、講演、パネルディスカッション、インタビューセッション、ベンチャーピッチ等、多彩なプログラムを企画し、実施しました。また、協賛機関、協力機関からはブースを出展していただき、出展者の情報提供、参加者と出展者との交流の場も設けました。
今年度のテーマは「Diversity 3.0」とし、延べ約500名を超える参加者が2日間蔵前会館に来場いたしました。
プログラム
10月4日(水)13:20 – 17:05(Day 1)
Session 1:挨拶&対談
Session 2:基調講演/オープンイノベーションのためのダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
Session 3:オープンイノベーションのためのD&Iのケーススタディ
10月5日(木)10:30 – 17:00(Day 2)
Session 4: Diversity 3.0「世界を変える、アカデミアの役割」
Session 5:東工大発スタートアップセッション
イベント開催レポート
Day1ー2023/10/4
◆Session1【挨拶&対談】
本学・渡辺治理事より開会挨拶があり、文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課課長の池田一郎氏よりご来賓ご挨拶をいただきました。東京医科歯科大学・田中雄二郎学長、本学・益一哉学長が「東京科学大学(仮称)におけるオープンイノベーションへの期待」をテーマに、両大学の現状認識から未来のオープンイノベーションについて対談を行いました。




◆Session2【基調講演/オープンイノベーションのためのダイバーシティ&インクルージョン(D&I)】
基調講演は、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の久間和生理事長より、「農業・食品分野のSociety 5.0実現に向けたイノベーション戦略」として、日本の農業・食品分野の現状分析に基づき、食糧安全保障、産官学連携・オープンイノベーション、スマート農業/フードチェーンなどの観点から、農研機構が目指すイノベーション創出戦略についてご講演をいただきました。
招待講演として、オランダ王国大使館のDenise Lutz氏と髙橋園子氏より「フードバレーの事例をもとに、オランダでのイノベーションはどの様にダイバーシティを組み込んでいるか」、スイス大使館の松田俊宏氏より「世界トップのイノベーション大国・スイスとのオープンイノベーションの可能性」、BRIDG(米国・フロリダネオシティ)のJim Vandevere氏より「BRIDG and NeoCity “The Power of Partnerships”」など、イノベーションのためのD&Iについて、国、地域でのイノベーションエコシステムやオープンイノベーションの特色ある取り組み事例の紹介がありました。





◆Session3【オープンイノベーションのためのD&Iのケーススタディ】
本学・桑田薫理事より「東工大におけるD&Iの現在と未来」、東京医科歯科大学・副理事の飯田香緒里氏より「医療イノベーション創出におけるD&I」、本学・渡辺治理事より「コンバージェンスサイエンスと多様性」、本学・大嶋洋一副学長より「D&I for open innovation」、スタンフォード大学・筒井清輝氏より「D&I in US Universities」、トリノ工科大学・Giuseppe Pezzotti氏より「日本とヨーロッパの教育システムと研究手法の比較ートリノ工科大学ジャパンハブの挑戦ー」など、国、大学や領域におけるD&Iの理解や取り組みについてご講演をいただきました。


Day2ー2023/10/5
◆Session 4【Diversity 3.0「世界を変える、アカデミアの役割」】
本学・イノベーションデザイン機構の辻本機構長から「スタートアップエコシステムにおける、D&I」と題して挨拶がありました。続いて沖縄科学技術大学院大学(OIST)・学長よりKey Note Speech「D&Iによるイノベーションエコシステムの変革、アカデミアの重要な役割」と題して、アカデミアがイノベーションエコシステムにおける重要な役割を果たすことや、日本がイノベーション・グローバルリーダーとなる期待を述べられました。
これを受けて、本学・大嶋副学長をモデレーター、インキュべイトファンド株式会社・村田祐介氏、KDDI株式会社・中馬和彦氏、株式会社Logomix・石倉大樹氏、メタジェンセラピューティクス株式会社・中原拓氏をパネラーとして、「世界を変えるテックスタートアップの成功の要諦~D&Iと大企業との連携~変革と成長~」をテーマとしたインタビューセッションが行われ、活発な議論が交わされました。。
サプライズとして、本学・池上彰特命教授より、研究を通して将来の産学連携・オープンイノベーションを担う学生に向けたビデオメッセージが披露されました。


◆Session 5東工大発スタートアップセッション
株式会社Synspective 代表取締役CEOの新井元行氏より「グローバルD&Iで成功する、ディープテックスタートアップ」と題した基調講演をいただいた後に、東工大発ベンチャー企業(11社)によるピッチイベントを行い、本学の技術、人材を活用した様々なベンチャー企業について幅広くご紹介させていただきました。
ピッチ終了後、視聴者からの投票結果と会場の審査員による審査をもとに、以下の企業を表彰しました。


◆ブース出展
今年はコロナ禍後初のオンラインイベントとして、会場には各企業、自治体、東工大発ベンチャー等、他種多数のブースを出展いただき、会場内で共にイベントを盛り上げていただきました。
各ブースの前では来場者と積極的に交流を行っている様子が見られ、双方にとって実りあるイベントとなりました。




【ブースにご出展いただいた皆様(五十音順)】
IMEC/旭サナック株式会社/アマゾン ウェブ サービスジャパン合同会社/アルバック 先進技術協働研究拠点/Wellspring Japan合同会社/大泉町役場(群馬県)/大阪大学 産業科学研究所/オランダ王国大使館/公益財団法人 北九州産業学術推進機構/九州工業大学 産学イノベーションセンター/国立大学法人九州工業大学 先端研究・社会連携本部/株式会社グリーンケミカル/GoMA株式会社/Japan Innovation Network (JIN)/株式会社スパイスエンジン/成城大学/生成系AIビジネスコンテスト『ビジネス化宣言!』(東工大)/世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所/弁理士法人 第一国際特許事務所/独立行政法人 中小企業基盤整備機構 関東本部/東京医科歯科大学/東京応化工業株式会社/東北大学 オープンイノベーション事業戦略機構/日清紡ホールディングス株式会社/日本経済団体連合会/一般財団法人日本特許情報機構/国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構/株式会社hapi-robo st/広島大学 オープンイノベーション本部 産学連携部門/ファスタイド株式会社/株式会社ファストトラック イニシアティブ/公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構/富士通株式会社/株式会社FLUX/株式会社文化資本創研/港区(港区立産業振興センター)/株式会社みらい創造機構/山形大学/横浜市経済局スタートアップ・イノベーション推進室産業連携推進課/株式会社RealImage/レフィクシア株式会社
ご協賛企業様
ご協賛いただきました企業の皆様に心より感謝申し上げます。
(五十音順)
旭サナック株式会社
株式会社WiL
WellspringJapan合同会社
株式会社先端技術共創機構
トヨタ自動車株式会社
日清紡ホールディングス株式会社
株式会社FRONTEO
三井住友信託銀行株式会社