「第3回 東京工業大学 国際オープンイノベーションシンポジウム」開催報告

東京工業大学オープンイノベーション機構は、令和3年11月25日、「第3回 東京工業大学 国際オープンイノベーションシンポジウム」をオンラインで開催いたしました。今年は、東工大で開催してきた産学連携イベントを一同に揃えた最大級の産学連携関係のイベント、Tokyo Tech OPen innovation & venture/research festival (TTOP) 2021(11月25、26日の2日間開催)の最初のイベントとして学長や文部科学省からのご来賓のご挨拶も頂き、盛大なスタートとなりました。

TTOPは、2日間のライブ配信及びアーカイブ期間でのご視聴を含めて約1000人の参加登録を頂きました。なお、ライブ配信終了後も12月25日までアーカイブ配信されており、新規お申込みもそれまで受け付けております。

https://www.ttop2021.org/

第3回 東工大 国際オープンイノベーションシンポジウムでは、TTOP共通のテーマであるSustainability Transformation(SX)の下、世界のオープンイノベーションリーダからのメッセージ、東工大の協働研究拠点の活動紹介、グリーンイノベーションの取り組み・シーズ技術の紹介を行ないました。

【学長挨拶をする益学長】
【開会挨拶をする渡辺理事・副学長OI機構長】

セッション1: 世界のオープンイノベーションリーダからのメッセージでは、
オープンイノベーションを活用してグローバルに活躍している企業、機関から、基調講演としてメッセージを頂きました。

まず、経団連産業技術本部長 吉村隆氏よりオープンイノベーションへの産業界からの期待についてご講演頂いた後、ベルギー IMEC President & CEOのLuc Van den hove氏、米Stanford 大学 アジア・米国技術経営研究センター長のRichard Dashier教授、台湾 工業技術研究院 駐日代表の楊 馬田氏、先端技術共創機構 代表取締役の川上登福氏から力強いメッセージを頂きました。

セッション2: 協働研究拠点の活動紹介では、
本年度新たに協働研究拠点を設置頂いたLG Japan Lab、アルバック、セルシュートセラピューティクスの代表者である副拠点長の方々に協働研究拠点についてご説明を頂きました。

【東工大の協働研究拠点の概要を紹介する大嶋OI機構副機構長(セッション2)】

セッション3: 東京工業大学のグリーンイノベーションの取り組みでは、
グローバルな社会でのグリーンの動向と東工大のグリーン関連技術シーズ、最新の研究成果の紹介を行ないました。

日本経済新聞社 編集委員の滝順一氏、本学地球生命研究所の関根康人教授、WIPO(World Intellectual Property Organization) 日本事務所 所長の澤井智毅氏より、世界のグリーン動向や新しい取り組みについてご紹介頂いた後、本学のグリーン関連技術シーズと最新の研究成果を ゼロカーボンエネルギー研究所の竹下健二所長、加藤之貴副所長、小林能直教授、塚原剛彦教授、環境・社会理工学院の中井検裕学院長、 鼎信次郎教授、池田伸太郎准教授から紹介頂きました。

本シンポジウム及びTTOPを通して得られた貴重な経験を活かし、今後のオープンイノベーションを加速させる取り組みを、より一層図りたいと考えております。

ご協力を頂きました皆様、並びに、ご参加頂いた皆様に心より感謝を申し上げます。

【東工大ニュース】 東工大最大級の産学連携イベントTTOP2021をオンラインで開催しました。

【東京工業大学 研究・産学連携本部】 TTOP2021特設ページ

「第3回 東京工業大学 国際オープンイノベーションシンポジウム」 開催案内