東京科学大学は、WIPO GREENパートナーの一員として、2026年6月5日に開催された「WIPO GREEN Technology Forum 2026」に参加しました。本フォーラムでは、本学「つばめBHBグリーンアンモニア協働研究拠点」の設置企業であるつばめBHB株式会社様にご講演いただきました。同社は、本学・細野秀雄栄誉教授、北野政明教授らによる無機エレクトライドを中心とした材料群を活用した革新的なアンモニア合成技術を基盤とする、東京科学大学発のディープテックスタートアップです。
本フォーラムは、日本の企業・大学が有する最先端の環境技術と、インド・ASEANを中心とするアジア太平洋地域、中東、アフリカ等の企業・大学・研究機関・政府機関などが抱える具体的なニーズを結びつけ、環境課題の解決に資する国際的な技術マッチングを促進することを目的として開催されたものです。
当日は、赤坂インターシティコンファレンスとオンラインのハイブリッド形式で開催されました。会場は満席となり、オンライン参加者を含め世界各国から約900名が参加するなど、本フォーラムは国際的な注目を集めました。

本フォーラムでは、つばめBHB株式会社 伊藤綾様に「分散型グリーンアンモニア」と題して英語でご講演いただきました。
ご講演では、
・東京科学大学発ディープテックスタートアップとしての歩み
・革新的な触媒・プロセス技術
・柔軟な小規模分散型アンモニア製造プロセス
を柱に、海外市場を見据えた事業展開についてご紹介いただきました。英語によるプレゼンテーションを通じて、同社技術の社会的意義や将来展望が参加者に共有されました。
今回のイベント参加を通じて、国際的な技術展開およびグローバルな技術マッチングの重要性を改めて認識するとともに、Science Tokyo発スタートアップの優れた技術を世界に向けて発信する貴重な機会となりました。
ご講演に向けて多大なるご準備をいただいたつばめBHB株式会社の皆様、ならびに本技術の創出・発展を支えてこられた細野秀雄栄誉教授、北野政明教授をはじめとする関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。
また、本学に参加の機会を賜りましたWIPO日本事務所の皆様に、心より御礼申し上げます。
今後も本学は、WIPO GREENをはじめとする国際的なネットワークを活用し、研究成果の社会実装やスタートアップの海外展開を支援するとともに、産学官連携による技術マッチングの促進を通じて、環境技術の国際展開に貢献してまいります。
なお、WIPO日本事務所からも、本イベントの開催報告記事が近日中に下記ウェブサイトにて公開される予定です。
